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岡山建築士試験 資格学校・勉強方法について(学科)

その他

2020.01.29

こんにちは!

綜合設計の井上でございます。

今回は表題にある通り、建築士試験についての記事となります。

*あくまで個人的な見解が多いので、参考程度に閲覧ください。

 

まず、建築士試験には主に2級建築士試験と1級建築士試験があります。(木造建築士は割愛)

どちらとも受験経験がある私ですが、2級建築士と1級建築士では、大きく難易度に差があります。

感覚としては、

2級建築士は実力がある人を受からす試験

1級建築士は実力がある人も落とす試験

です。問題の構成やひっかけ方などを見ていくと、二級建築士は、重要なところをきちんと押さえていれば、

トリッキーなひっかけを落としても、合否にはさほど影響しません。

一方で、一級建築士はひっかけ問題をある程度理解できる応用力がないとまず落ちます。

また、二級建築士は6割とれれば合格できますが、1級の場合は7.5~8割くらいとれないと合格できません。

義務教育のテストでも60点だととれそうな気がしますが、80点をとれと言われると中々難しいですよね。

それと同じ感覚です。

 

また、私の周りでもそうですが、2級建築士試験は、建築系の大学を卒業している人は、

営業職であってもほとんどの人が受験します。一方で、1級建築士を受験する人は、既に2級建築士を取得している人や、

設計事務所等の設計職等、実務でバリバリの人が多く受験するので、

それだけライバルのレベルが高いことが想定されます。

 

私も前職や現職の会社で数多くの建築士受験者を見てきましたが、

2級建築士は過去問丸暗記でも合格できます。

しかし、一級建築士では、過去問丸暗記で臨む人は全員落ちています。

1級建築士は実務で使える応用力を試されるので、過去問丸暗記型の人は何年やっても落ちます。

資格学校や市販の模擬試験は、過去問から傾向を割り出して作成されるので、

過去問丸暗記型の人でも模擬試験では合格ラインに乗れます。

ただ、それでは本試験では必ず落ちます。

1級建築士の受験を考えている方で、そういった勉強方法をとっている方は、

早いうちにテキスト読み込み型の勉強にシフトした方が良いかと思います。

 

問題集はテキストでインプットした知識を、アウトプットして定着させるツールにすぎず、

決して、問題集で間違ったところだけをテキストで復習するような勉強方法はやめた方がいいです。

もっと言えば、問題集で間違ったところも問題集の解説だけを読んで、テキストは受験まで1回しか

通しで読んでいないという方も多いです。それは2級建築士の勉強方法で、一級建築士試験では

その勉強方法は間違っていると早いところ気づいてください。下手するとそれに気づくまでに

3-5年くらい無駄にします。

例えば、計画の分野の問題が、その他の分野の問題として出題されることがあります。

似たような問題ですが、計画の観点とその他の観点では同じものでも見方が違います。

それを問題集だけで勉強していると、計画の観点でしか正解がわかりませんが、

テキストをきちんと理解していると、正解が導ける場合があります。

このように、建築士の勉強は、木の枝葉のように枝分かれして構成されていくので、

葉っぱだけを見るのではなく、全体の樹木をイメージして勉強しなければいけません。

 

前置きが長くなったのですが、弁護士や医者に匹敵するほどの難関資格(1級の場合)を受験しようと

していることを理解して下さい。

 

さてまず、参考までに私の勉強方法を紹介します。

勉強時間:2級建築士750×1.5=1125時間、1級建築士1500×1.5=2250時間

まず750時間と1500時間という値は、当時私がネットで色々検索していた時に、

試験合格者の平均勉強時間として掲載されていた記事です。(真偽はわかりません笑)

それを基準として1.5倍を勉強することをノルマにしていました。

 

1年で一発合格を目指すのであれば、そこから逆算して一日の勉強時間が出てきます。

例えば、1級建築士ですと、2250÷365=6時間となり、6時間x7日=42時間/週となります。

平日6時間を確保するのが難しいので、大体平日4時間、土日10~11時間を目安に勉強しました。

2年かけて受かる計画であれば、1日3時間を2年間続ければ良い計算になります。

自分が短期集中型(絶対一発合格根性型)なのか、長期持続型(何年かかっても必ず合格目指す型)

なのか見極めることも大事です。

(短期といっても1年がかりなので、他の資格試験よりは大分根性がいります。)

 

結局のところ資格試験は頭の良しあし(学歴)よりも、勉強時間をかけた人が受かっています。

その為、平均の1.5倍の時間が確保できれば、恐らく学科試験に関しては問題なく合格できるでしょう。

 

勉強を始める時期ですが、早ければ早いほどいいです。大手の資格学校だと大体11月ごろから講義が始まって、

7月に受験しますが、早いほどノルマ勉強時間1500時間を稼げるので、

総ノルマ勉強時間と、一日の目標勉強時間を比較逆算して時期を決めたら良いと思います。

ちなみに私は、他の資格の勉強をしていたこともあり、資格学校の開始する時期の11月からスタートしました。

 

また、2級建築士を受験して、1級建築士を受験する人は、2級合格後翌年には1級を受験することをお勧めします。

大体の人は、2級が合格すると安心して、1級は一先ず考えないという人が多いです。

しかしながら、ほとんどの人は5年後くらいに1級を受験する人が多いです。

それは2級建築士として5年も実務を積むと、2級建築士の免許では物足りなくなってきて1級を受験します。

その場合、5年前の知識なんかは全て忘れているので、一から1500時間勉強しなくてはいけません。

一方で、続けて2年連続で受験すれば、2級の受験で1000時間勉強していて、1級の受験勉強開始まで4か月程度の

期間が空いたとしても、仮に1000×0.6(4か月なので4割引き)=600時間分くらいのアドバンテージがあります。

1級建築士も2級建築士も出題範囲はほとんど同じで、出題難易度が変わってくるだけです。

その為、2年連続で受ければ、1級建築士受験の際も、前年と同じく1000時間(年)程度で総勉強時間が足りるので、

2級建築士受験・合格のしんどさ程度で1級取得も夢ではありません。

(0から一級建築士の勉強して合格するしんどさは2級の比ではありません。)

 

資格学校について

私は大手資格学校のN(1級)とS(2級)のどちらも通学経験がありますが、

内容的に、どちらの方が良いというのは個人的にはどちらもそんなに変わらないと思います。

N通学(不合格)→学校変更S通学(合格)

の人ははSが良いと言いますし、その逆もしかりです。

コスト的にはSの方が高いですが、これも1種の心理現象を利用しているに過ぎないと思っています。

人間だれしも高い方が良いものを得られると思ってしまうという心理現象にちなんでいるだけで、

もしかするとNが通学費用をSより高くすれば、Nの方がSより教育の質が良いと感じる人もいるのではないでしょうか。

*製図試験に関しては、教え方などに個別性があるので、一概には言えません。あくまで学科の話です。

また、コスト的に高いと言っても、もし1級建築士に合格できれば、その程度のコスト差なんか関係ないほどの、

価値が生まれるので、勉強する前からコスト比較をすること自体ナンセンスです。

 

結局のところ何度も言いますが、資格試験は勉強時間を確保した人が勝ちます。

その為、例えばNだと週2の講義ですが、Sは週1講義です(今は若干違うかもしれません)。自分一人では中々勉強が進まないという方は、

講義が週2で行われるNの方が1500時間を確保しやすいですし、逆に自分1人でしっかり勉強できるという方は、

通学の往復時間がもったいないので、Sの方が勉強時間を確保しやすい場合もあります。

どちらが質の良い教育かを考えるのは、結局のところ楽が出来る方を選んでいるので、受験者として甘えています。

私の個人的な結論としてはどちらも教育に差がなく、自分たちの生活サイクルに合う方を選んだ方が良いと思います。

 

また、独学と通学どちらが良いかですが、圧倒的に通学です。

2級建築士の場合は独学でも1年で学科は受かる人はいますが、製図は中々難しいと思います。

(そもそも勉強しようにも製図の模擬課題が市販だけでは、少なすぎるためです。)

1級建築士は独学では学科すらかなり苦戦すると思います。私の知り合いにも独学で学科を受験した人がいますが、

学科合格に4年を費やしています。それくらい長い目で見るのであれば1級も独学でいけます。製図はもちろん独学はお勧めしません。*製図についてはまた別の記事で記載します。

また、独学では結局のところ過去問中心の勉強になるので、例え合格できても、合格後知識の定着はなく、1年後にはほとんど忘れています。私の周りにも学歴が高い人たちは独学で建築士受験をしたりして合格した人もいますが、実務の話になると、

応用力がないため、他の通学できちんと勉強した建築士に比べて能力の成長が遅いと感じます。

 

また、タイムイズマネーという言葉があるように時間は有限です。

無資格者として4年の実務をこなす人と、1級建築士として4年の実務をこなす人では、同じ4年でも、

任される仕事の質も違うので、人間としての成長スピードが明らかに違います。

そういった意味でも資格取得は早い方が良いので、将来への投資と考えて資格学校に通学することを私はお勧めします。

*個人の見解です。決して資格学校の回し者ではありませんよ笑

 

ざっとですが、学科試験についての全体的な話はそれくらいです。

他の弁護士や医師などの難関資格と違って、建築士試験は実務をしながら勉強する人がほとんどです。

その為、社内の理解がないと中々勉強時間を確保することが難しいです。

 

弊社の場合、上長から渡された仕事のノルマをクリアしていれば、

就業時間の余った時間に資格取得の勉強をすることを認めています。

(それでも弊社の社員の、平均残業時間は10時間以下です。)

また、自宅では中々勉強できないという方が、資格取得のために会社に居残ることも認めています。

また居残り勉強する場合も、残業(勉強)手当を支給しております。

1級の場合だと例えば1500時間x1200円(仮)=180万円になります。

会社で勉強して無事合格すれば、資格学校に通学したとしても十分通学費を残業代で賄えます。

1級建築士を持っている人はそれだけ価値があるので、

そのための投資と考えて、そのような資格取得に対する福利厚生を充実させています。

また、資格受験料も会社負担で受験できます。

 

もしコスト的に中々、通学が出来ず資格取得を諦めている方や、

仕事が忙しすぎて中々勉強時間が確保できなくて何度も受験に失敗している方。

ぜひ一度、弊社に転職のご相談を問い合わせてください。

建築業界にもっと資格者が増え、より良い建築を世界中に増やしていきましょう。

 

失礼いたします。