建築許可って?その①
こんにちは!設計スタッフの井上統一郎です。
先日、岡山市北区に作られるワイナリーの建築許可が下りたので、それについてご報告します。
事例の申請事例にも内容アップしております。
新しく事業を始めるには、当然建物(事務所・工場)が必要になります。
例え、今流行りのSOHO(ホームオフィス)であっても、事業所として登録するのであれば、
その建物は建築的に事業所としての規定をクリアしていなければなりません。
建築に関わる許可は多岐に渡りますが、建築許可の許可は、既存の建物の用途を変えて使用したりする場合に必要となります。
今回の許可は、既存の選果場(出来た果物を選別する場所)からワインを作るぶどう加工所に用途変更するための許可でした。
非常に大変な許可で、許可を下すために、様々な付帯する許可を取らなければならず、
いったいいつになれば終わるのかといったような許可でしたが、無事に許可が下りて良かったです。
ちなみに今回のお仕事は、お客様は何社か回られた結果、弊社以外には断られたような、
非常に難易度の高い許可申請でした。
ご協力いただいた方々、ありがとうございました。
今回の依頼者は、フランスでワインの修行をされて、その道ではかなりの有名人のようで、
(ミシュランやニューヨークタイムズにも掲載された経験があります。)
そのような方が、岡山の地でワインを作りたいとおっしゃっていただけるのは非常に光栄に思います。
確かに、岡山は果物づくりが全国的に有名ですが、ワインとなるとあまり知名度がないように感じます。
そこに着目して、日本でのワイン造りの第一歩に、弊社が協力できたこと大変にうれしく思います。
私もお酒は大好きですので、完成したらぜひ、いただきたいと思います!
また施主様自体も非常にお人柄がよく、世界各国でワインも施主様も愛されるのがうなずけます。
今回の施主様のホームページのリンクを貼っておきますので、ご興味のある方はぜひ。
http://www.lagrandecolline.fr/j_okayama.html
失礼いたします。