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インテリアコーディネーター試験対策2次

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2018.06.27

こんにちは!綜合設計の井上でございます。

今回は前回に引き続きインテリアコーディネーター試験の対策

アドバイスについて記事を書いていきたいと思います。

 

資格概要です。(2次試験のみ)

  • 受験申請者数 3,916名(内:一次免除者1,465名)
  • 受験者数 3,417名(内:一次免除者1,135名)
  • 合格者数 1,931名
  • 二次合格率 56.5%

内容:論文・実技(プレゼン資料作成)

インテリアコーディネーターとして、住まいのインテリアに関する与えられた課題について、

これを理解・判断し、的確な解答を文章で明瞭に表現できる能力を有していること。

インテリアの基礎知識をもとに、住まいのインテリア空間に関する与えられた課題について、

与条件を理解した上でインテリアの計画を行い、図面作成や着彩表現により必要な情報を伝達できる能力を有していること。

持ち込み可能物

【二次試験】
鉛筆またはシャープペンシル(濃度は問わない。万年筆・ボールペンは不可)、消しゴム、直定規(30㎝以内)、

三角スケール、三角定規、勾配定規(今年度から使用可とする)、コンパス、ヘキサスケール(直定規と三角スケール機能のみを持つもの)、

型板(テンプレート)の円定規だけのもの(なお、一部に角度表示のあるものでも可)、字消し板、製図用ブラシ、

色鉛筆(今年度から18色以内とする。色の選択は自由)※軸(木や紙)に芯を通した色鉛筆に限る。全体が芯でできたもの等は不可。

ミニ鉛筆削り(削りカスが散らからないように注意してください)。

上記以外の型板(テンプレート)は使用できません。また、当日、会場での筆記用具・製図用具の貸し出しはありません。

詳細は、受験票に記載される「試験当日の持ち物」等をご確認ください。

 

以上一部 総合資格様ホームページより引用

ここから先は実際に受けて、合格した私の個人的な印象と勉強方法を述べます。

印象:

まず、印象ですが、学科試験に比べると簡単です!

2次試験対策のほとんどの時間はプレゼン対策に時間を割くことになりますが、

1日1枚程度図面を手書きで書いていれば十分合格できます。

同じように製図試験がある建築士2級と比べると、天と地ほど違います。

建築士試験は1次が簡単で、2次が難しいですが、

ICの場合は、1次が難しくて2次が簡単なイメージです。

普段建築業務に携わっている(設計でなくとも、営業やCADオペレベル)でも

ほとんど勉強せずとも合格ラインには乗ると思います。

 

私自身は学生時代に取得したので、建築の知識は素人同然でしたが、

問題なく合格できました。

 

試験内容:プレゼンでは、平面図・展開図・パースを出題されることが多いです。

正直手書きのパースはプロでも難しいです。

建築士は絵がうまいイメージがあるかと思いますが、

アイソメやアクソメ、2点透視や3点透視などの図法をきちんと勉強していないと落ちます。

ただ、逆に言えば、普段業務でスケッチを描いている絵がうまい程度の人では、

受からないので、美大などで専門的に勉強した人以外は、

ほとんど勉強当初では差がないので、全くの素人の人でもビビる必要はありません。

みんな一から始めます。

平面図・展開図などは、市販の参考書などを見てれば、

間取り図や家具配置を考えるだけなのでそんなにハードな勉強は不要です。

大事なのは、1次試験で勉強した、必要寸法などをきちんと覚えていてその通りに図面を書いているかどうかです。

 

論文対策は、ぶっちゃけそこまで気にせずとも問題ありません。

参考書の論文記述過去問題を見て、どのような形式で出題されているかを頭の中に

入れておけば良いかと思います。

正直論文は、どれだけ対策したところで、対策方法も普段からインテリアの雑誌などを読んでいることぐらいしかできません。

出題範囲が特定できないのです。

であれば、論文事件は間違ったことを書いていなければ、論文の出来で不合格になることはないので、

決められた文字数と自分なりの考えをきちんと書いていれば通ります。

1次試験を通っているレベルであれば、ある程度は書けるので、必要以上に勉強する必要はありません。

 

勉強方法

勉強方法ですが、私は、先ほども書いた通り、

1日1枚図面を書いていました。例えば今日は平面図、明日は展開図、明後日はパースなどという感じで。

試験までに一通り3~5回くらい書いていれば大体コツがつかめるのではないでしょうか?

そしてラスト一週間くらいでは、苦手な図面を書く回数を増やしていくことで十分対応できると思います。

 

論文に関しては週一回くらい過去問を眺める程度でしたが問題なく合格でした。

 

その他

 

社会人になってからの同期で何人かインテリアコーディネーターを受けた人もいます。

受ける人のほとんどは、建築未経験、文系卒などの人です。

それは建築経験者であればまず、ICよりも建築士試験を受けるためです。

 

その中には1次は通ったけれども2次は落ちたという方もいます。

要は舐めてたらきっちり落ちます。

実技関係の試験では、ミスがなくとも不合格になることがあります。

なぜかというと、製図試験は、同じノーミス同士でも、図面を書いた量によって、

同じような図面を書いた場合でも全く精度が違う図面になるからです。

これは文章で書いてもわかりずらいのですが、

横で並べるとすぐわかるほどの違いがでます。

 

例えば同じ間取りの平面図を全く同じように書いても、

1級建築士と学生とでは明らかに図面の迫力が違うのです。

 

そのため、ある程度実技対策が出来たと感じても、

必ず試験前室までは図面を書き続けてください。

その差が当日に出てきますので。

 

前日の過ごし方は、朝図面を一通り書いて、

昼はリラックスして備えてください。

夜、寝る前にあとはノートを見返すくらいでいいと思います。

 

以上がインテリアコーディネーター試験対策のアドバイスとなります。

細かな技術的指導が必要な際は、

ぜひ一度、お問い合わせフォームより私井上統一郎宛に

ご質問くださいませ。

 

失礼いたします。