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その他 / 補償コンサルタント / 調査

家屋事前調査って?

家屋事前調査って何?と初めて聞いた方は感じると思います。
私も綜合設計に入社する前は聞いたこともない仕事でした。
建築業界未経験者ですが前職の飲食関係以外の仕事がしてみたく
綜合設計に入社させて頂けました。
主に補償コンサルタントの中にある「事業損失」に関わる
家屋事前調査をしております。

例えばある道路に下水道を通す工事を予定してます。
工事=騒音や振動で地盤変動や建物被害を想像されると思いますが
もし家の塀にヒビが入っていたら工事が原因で壊れたのでは
と考えると思います。
でもこのヒビは経年劣化によるものか
工事が原因かは分からないという問題が発生します。
そうならないために工事を始める前に
家の外壁や門や塀の現在の状況を調査し一眼レフカメラで記録し
工事後に発生したヒビなのか大きくなっていないかを
確認できるようにするための調査が家屋事前調査です。
人間でいえば健康診断みたいなものですね。
調査は目視確認だけでなく機材を使い
「垂直傾斜測定」「水準測定」など行います。

下の写真の機材が「オートレベル測定器」というもので
目標地点の高さ(標高)を計算でき、工事前と後で地盤沈下が起きてないかを数値で確認できます。

今後みなさんの家の前に下水道が通る際は
調査などでお邪魔させてもらう機会があるかもしれませんが
宜しくお願い致します。

補償コンサルタント部門
家屋調査課
佐藤 亨

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